「明日の約束」の内容ネタバレ！最終回の内容や感想も紹介

恋人の本庄和彦とは順調に交際を進めているが、
過剰に干渉してくる毒親の母に紹介できず悩む日々を送る。

状況に対し常に冷静な判断を下す反面、
生徒に対し冷徹で心無い発言・行動をとる部分がある。
過去に勤務していた学校で問題を起こし故郷を追われた過去を持つ。

日向とは大学のサークルで知り合い、彼女との結婚を望んでいるが
実家への挨拶になかなか応じてくれない日向に不満を持っている。

息子に対して過干渉に接し、いじめ問題に適切な対処をしてくれなかった
学校側に不信感を募らせている。

椿が丘高校のスクールカウンセラーとして働く藍沢日向は、
親や教師には言えない悩みを抱える生徒たちの心をケアをしたいと
真摯に向き合っていました。

私生活では優しい恋人の本庄和彦と順調に交際を続けていましたが、
過干渉な母親に異常な束縛を受けて育ったので、
なかなか彼を紹介できずに悩んでいました。

日向は不登校が続く1年B組の吉岡圭吾のことが気になり、
学年主任の霧島と共に彼の家へ家庭訪問に向かいます。

圭吾は母の真紀子と共に教師たちを出迎え、
終始笑顔を絶やさずにこやかな態度で話していましたが、
日向はその不自然な態度が気になります。

真紀子は学校でのいじめのせいで圭吾がうつ状態になり、
不登校になったのだと学校側を厳しく非難します。

その矢先、真紀子から圭吾が家出をしたという連絡が入り、
日向は必死で圭吾の行方を捜します。

日向は学校の体育館に居る圭吾を発見しますが、そこでいきなり

「日向先生のことが好きです」

と告白されます。

カウンセラーの立場として告白を断る日向でしたが、
翌日、圭吾が突然の死を遂げたという連絡が入り・・・。

自殺をした生徒・吉岡圭吾は学校でいじめを受けていましたが、
彼がいじめられるように仕向けていたのは担任教師の霧島でした。

霧島は前の学校で女生徒に告白され、
それを断ると性的暴力事件をでっち上げられ退職を余儀なくされました。

圭吾の母親である真紀子はその事実を調べ上げ、霧島を脅すような発言をしたので、
プライドを傷つけられた霧島は圭吾をいじめのターゲットにしようと決めたのでした。

その事実を知ってしまった日向はすべてを警察と学校側に話し、
自分自身も圭吾を助けられなかった罪を償うために退職願を提出します。

圭吾への過干渉と異常な束縛で彼を追い詰めていた真紀子は息子の跡を追おうと
自殺を決意しますが、日向の訪問によって止められます。

そこで真紀子は日向も過干渉な毒親に苦しむ人生を送ってきたのだと聞かされます。

愛する息子を苦しめていたのは自分だったと気付いた真紀子は、
今度こそきちんと家族に向き合おうと自殺を思い留まります。

日向は学校の壇上に立ち圭吾のいじめや自殺、
何が起きたのかを生徒に対して語り始めます。

「悩みや苦しみを抱えながらも生きていって欲しい」

という言葉を残して学校を去っていく日向。

その後、長年自分を苦しめていた母親と向き合い、今まで言えなかった思いをぶつけます。