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ニューヨークで父の事件と関係する国際麻薬シンジケートを摘発するため、
日本から派遣された、血の気が多い暴走族上がりの刑事・工藤マルオ。

マルオを含む100人以上の捜査員を指揮。だが作戦は失敗に終わってしまう。
後に奏は責任を取らされ、日本へ。

マルオの所属する警視庁特殊捜査課に来た奏は、マルオとバディを組むことに。

そこで、事件現場に1人取り残されていた、事件のカギを握っているであろう、
記憶喪失の女性・松永由岐を警護することになる。

17年前に刑事であった父親を目の前で殺された過去を持ち、
父を殺した麻薬組織のボス神野を逮捕するため、軍隊から警察に。

組織摘発に失敗したため、ニューヨーク市警から出張捜査へ放り出される。
警視庁特殊捜査課にやってきた。

頭脳明晰で、武術に長けており料理も得意。
生真面目で融通が全くきかない堅物。

無愛想で歯に絹着せぬ物言いで、自らの理論をマルオたちに押し付けるため、
反発を生んでしまう。

暴走族上がりのナンパ男だが、腕っぷしが強く情にもろい。
感情的になりやすく頭に血が上りやすい。

NYでの麻薬捜査の一件で警視庁より応援に行き、奏に出会う。
奏の左遷に伴い、不本意ながらバディを組まされる。

型破りな捜査方法に納得がいかず、たびたび衝突。
奏のことを名前で呼ばず「アメリカの先生」と読んでいる。

奏の天然に対してツッコミ役や、場の空気が悪くなると和ませたりなど、
常識的な一面を持ち合わせている。

合コンが趣味だったが、由岐に対して恋愛感情を抱くようになってからは、
合コンに参加しなくなる。

事件のカギを握っていると思われるが、麻薬取引現場で記憶を失い、
パスポートから名前と年齢がわかった。

日本で治療を受けることになったが、麻薬組織に口封じのため狙われている。
奏やマルオに保護されているが、その過剰な保護ぶりに苛立ちを感じている。

ワガママな面があり、ハッキリとものを言う気丈さを持っている。

姉が1人。両親とは中学生の時に事故で死別。
高校卒業後はアメリカに留学。

仕事は的確にこなしていくが典型的な中間管理職で、上戸下に挟まれ、
ストレスが溜まりがち。

独身で結婚経験なし、彼氏なしの「お局」刑事。

過去に婚約していた男性がいたが、結婚式の当日に自分が担当していた
連続企業脅迫事件に関する有力な情報が入ったため、式を投げ出して犯人を逮捕。

それが原因で、結婚が破談となり、以降あまり事件に深入りをしなくなった。

奏でが日本に来てからは、奏とマルオのサポート役となる。
奏とマルオを慕っている。

東京大学法学部卒のキャリアだが、やや実践には弱く苦戦中。

ヘタレなところがあるが、由岐の記憶が戻るまでの間、レストランでバイトしながら
見張り役として働いていたが、その後は捜査課へと戻る。

奏の父の旧友で、元同僚。基本的に捜査は部下の自主性に任せている放任主義。
奏の良き理解者で、高倉家を支える。

課長に自らの担当の事件の報告をするが、全く相手にしてもらえない。
主にデータ収集を担当。

家庭第一で、中1の娘と小5の息子を持つ子煩悩なパパ。
定時に帰りたがる。

通称・鈴さん。大友と同じく、奏の父と同僚だった。
定年間近だが、ノンキャリの人情は刑事。

仕事には意欲的に取り組み、取り調べを得意とする。

顔はかわいいが、嫉妬深い。堀川が浮気しないよう、常に監視している。

尾行・ETCの通過履歴確認・携帯のGPSで位置情報の確認。
行動は、半ばストーカーに近い。

母同様に明るい女の子。
母と一緒になって、奏にいろいろ言ってくる。

奏を溺愛していて、奏の帰国を心から喜ぶ。
奏とは正反対？の明るく元気な主婦。

息子を心配し、捜査中でもお構いなしに何かと電話をかける。

甲子園を目指す高校球児。
高倉家に頻繁に出入りしており、京子とも仲がいいが、奏からは疎まれている。

奏とマルオに、由岐の記憶を取り戻すためのアドバイスを与える。
奏とは意見が合わない。

神野を殺し、組織のトップになろうと企んでおり、「吉村」という偽名で
由岐のアルバイト先に潜伏し彼女に接触する。

由岐を襲い人質にして神野を誘き寄せようとするが奏とマルオに逮捕される。
しかし、組織に狙撃され入院。

入院中、神野に殺されてしまう。

マルオとは兄弟のように信頼しあっている。
通称・シゲ彼の依頼で仲間たちとともに、事件の情報を探ることも。